教育改善事例・各種データ

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佐賀大学の未来を創る!教育改善支援取組のご紹介

2025.05

佐賀大学教育開発推進センター(旧:教学マネジメント推進室)では、学内の教育改善の活性化につながる取組を公募し、採択された取組に予算面から支援を行う「教育改善支援取組」を実施しています。

令和6年度は公募テーマとして下記5つのテーマを設定し、取組の募集を行いました。特に①のテーマは、教育開発推進センターと各学部等との対話を通じてより実質的な教学マネジメントに取り組む「教学マネジメントスキーム(参考記事)」において確認された課題の解決や、より深い分析を支援するために、重点テーマとして設定し、優先的に採択しました。

(令和6年度教育改善支援取組募集テーマ)


    1. ① アドミッション・ポリシーの検証を通じて明らかになった課題の改善に資する取組(推薦・総合型選抜の学生の学習データに基づく入学前・初年次教育の充実化など)【重点テーマ】

② 教学IRデータ(学生の教育データ等)を用いたカリキュラム及び授業改善の取組、もしくは教育改善を意図とした教育データ取得・分析の取組

③ 学部生を対象とした課題発見・探究能力を育成するための効果的な取組、もしくは大学院生を対象とした社会の様々な場面で通用するようなトランスファラブルスキルを育成するための効果的な取組

④ 教育改善を意図として学外のステークホルダーと連携して行う教育活動(ステークホルダーとの協働授業,懇談会の開催,教育成果の公表など)

⑤ 教養教育科目「インターフェースプログラム」の新設を伴う副専攻プログラムの開発


令和6年度は多数の申請の中から「9件」の取組を採択し、計800万円の支援を行いました。

今年度の特徴的な取組としては、理工学部の一般入試合格者に比べて年内合格者は入学後の数学・英語科目の成績不良の傾向が強いという課題に対して入学前教育の強化を行った取組や、医学部の学生の臨床実習経験度に応じたオーダーメイドな教育を可能とするためのシステム構築といった取組がありました。
採択された9件の取組の概要や成果については下記から確認いただけます。

 

1. 佐賀県の教育課題に柔軟に対応する教員の養成を目指した教育プログラムの開発・編成〜佐賀県枠入学者を対象として〜(関連テーマ①②)

2.  専門知識を用いたコミュニケーション能力向上のための外部ステークホルダーとの協働教育の経時的取組-低学年次から高学年次へ-(関連テーマ③④)

3. 臨床実習における医学科生の経験度の教員への見える化(関連テーマ②)

4. 看護学科学生における卒業時到達度における自動解析システムの開発(関連テーマ②)

5. 人体構造関連科目の継続学修のための対面・オンライン教材の融合効果(関連テーマ②③④)

6. Feynman Techniqueを中核とした、思考ベース教育の水平展開(関連テーマ③)

7. 推薦I、総合Iの入学者を対象にした理工学の基礎である数学と英語力の向上(関連テーマ①)

8. 農学部「食農基礎技術マスタリー特別教育プログラム」再開に向けた一連の取り組み(関連テーマ④)

9. 課題発見・探求能力養成を目的としたPBL型教育プログラムの共通教材開発(関連テーマ③)

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